宋代を生きた中国文学史上の巨人・蘇軾(蘇東坡)の尺牘(手紙)を研究しています。

蘇軾は大臣になったり左遷されたりと浮き沈みの激しい人生を送りました。そんな彼の手紙はとても重要な文献なのに日本語に訳されたものがありません。私達宋研は、その訳読にチャレンジしています。

活動は、毎週木曜日の放課後です。毎週一つずつのペースで、ゆっくりですが読み解いてます。

あなたも是非『宋代文学研究会』と、一緒に研究を進めていきましょう。

尺牘(手紙文)を読むと、基礎的な文法をしっかり踏まえて読む技術が身につくとともに、豊富な語彙力も得られます。私たちが読み進めている手紙は、プライベートで出されたものですから、それを読むことによって、大文豪・蘇軾のありのままの姿が見えてきます。

宋代の有名人には、政治家では王安石・文天祥、詩では黄庭堅・陸游、文章では欧陽脩・蘇洵・蘇轍、思想では朱熹、歴史では司馬光、画では米元章、書では蔡襄などの人々がいます。蘇軾は、これら全ての分野において業績を残している人物です。よって、蘇軾を通じて宋代全体を理解することができます。

『中国のルネッサンスであるから。』

宋代というのは、西暦960~1279年の王朝。日本では平安から鎌倉まで、とご理解を。宋代はいわば中国のルネッサンス期。中国における貴族文化は、戦乱の唐末・五代十国を経て衰退。宋代に至り、市民文化の華が開きます。あの『水滸伝』の時代でもあり、今日のようなペットを飼う習慣ができたのもこの頃。中国四千年の歴史を二分すると、宋代以前の貴族文化と以降の市民文化の図式ということになるのです。

宋代を生きた中国文学史上の巨人・蘇軾(蘇東坡)の尺牘(手紙)を研究しています。

蘇軾は大臣になったり左遷されたりと浮き沈みの激しい人生を送りました。そんな彼の手紙はとても重要な文献なのに日本語に訳されたものがありません。私達宋研は、その訳読にチャレンジしています。

活動は、毎週木曜日の放課後です。毎週一つずつのペースで、ゆっくりですが読み解いてます。

あなたも是非『宋代文学研究会』と、一緒に研究を進めていきましょう。