2004年度の新歓ハイキングは、先輩方も訪れた鎌倉をお馴染みのコースで散策しました。

北鎌倉に集合し、まず行ったのが駅の前の円覚寺。
円覚寺は鎌倉五山二位のお寺であり、仏舎利、方三間重層入母屋造り日本最古の唐様建築、洪鐘、山門、仏殿、方丈などが並ぶ典型的な宋の禅寺様式が見どころです。小学生や中学生がたくさんいてにぎやかでした。

少し歩いて建長寺へ。
建長寺は宋から禅宗の高僧、蘭渓道隆(らんけいどうりゅう) (大覚禅師)を招き、日本最初の本格的禅宗道場として創建されました。
また、鎌倉五山第一位であり、関東に約500ある臨済宗建長寺派寺院の総本山です。
京都から移築された総門、銅板葺き屋根入母屋造りの三門、芝・増上寺の廟所を移築された仏殿、住職が説法される関東最大の法堂などがあります。
70畳の龍の絵が公開されるにはまだ日があり、拝見することができなくて残念でした。

鶴岡八幡宮では正式参拝をさせていただき、宝物庫を案内していただきました。
そして、社務所で各自が持参したお弁当を食べました。コンビ二弁当、駅弁、手作り弁当、韓国の太巻きなど様々でした。太巻きはとてもおいしかったです。ご馳走様でした!
大通りを通って鎌倉駅へ向かい5分たらずの江ノ電に乗りました。

そして長谷駅から高徳院へ。
大仏様は胎内拝観も可能で、圧倒される外観に比べ、少し窮屈で別な大仏様が感じられ、その上、人で混んでいる中で「ふぅん。へぇ。」の声が飛び交っていました。駅のほうへ戻りつつ、長谷寺へ。
現在のご本尊は、室町時代の天文七年(1538)に大仏師運宗らによって造立されました。我が国で最も大きな木造の仏さまで、その堂々としたお姿には全国に広がる長谷信仰の根本仏像としての威厳を十分に伺わせます。花が咲き乱れ綺麗でしたが、長谷寺からの眺めは曇っていて残念でした。

寺を参拝した後、海辺を歩きながら鎌倉駅を目指しました。そして、お食事をして無事に新歓ハイキングを終えることができました。かなりの距離を歩いたので、もうヘトヘトです。でも、楽しかったからよかったかな・・。