宋研では毎年夏休みに4泊5日で合宿を行います。
合宿では若木祭冊子に載せる尺牘を各自担当し、発表します。
合宿の一日は朝の論語素読から始まります。皆で輪になって大きな声で、「子の曰く(しののたまわく)・・・・」と読み合わせるのです。
その後の朝食の時にはもうみんな気分は孔子です・・・・・って、そんなのは一人たりともいません。
論語素読はちょっと目が覚めます・・・・人生において・・・ってそんなのも一人たりともいません。
さて、午前午後と尺牘の読み合わせになります。これぞ“研究”という感じで、一日8時間以上、みんなで会読します。この発表と討議のために一ヶ月以上前から準備します。普段の研究会が、週に一度で年間20回程度ですが、合宿では、そのほぼ一年分の量の読解をします。
温泉につかった後は自由時間なのですが、みんな深夜まで、辞書をひいたり先輩にヒントをもらったりするので、だいたい先生に怒られます。ちなみに私は潔い人物なので一人さっさと寝ます。
だから怒られたことはありません(笑)。

合宿をする場所は毎年違います。